2023年05月03日

ニードルノーズベントプライヤ

GWなので、ちょっとオーディオに手を入れてみることにした。
カートリッジのリード線を交換してみることにしたのである。

先日、RC-DJ100のリード線を、ビンテージのWE線材を使用したリード線に交換したのだが、これがまたずいぶんと好みの音に変化した(RC-DJ100のチューニングについては、https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2023-03-25 をどうぞ)。

マニアの方がヤフオクに出品している1セット1000円もしないリード線なのだが、それで、これだけ好みの音に変わるのなら、そりゃ、あれもこれも交換したくなるよね(笑)

ってことで、3セット購入してみた。


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ただ、リード線の交換は、かなり神経を使う作業である。
ずっと先曲がりのピンセットを使っていたのだが、いまひとつ使いにくい。
何か良いものがないかと探していたら、ニードルノーズベントプライヤというのを見つけた。
これは使いやすそうだ。

で、早速、買ってみた。


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先端にギザが付いていて、すべりにくいのも、リード線の交換時には非常にありがたい。


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まずは、Shure M44-7のリード線を交換してみたのだが、いや、ホント、これは使いやすい!
ピンセットと違って、抜き差しのときにしっかり力が入れられるので、掴みそこなうことがない。
リード線の交換作業が、まったく苦にならなくなりそうだ。

さて、次は、どのカートリッジのリード線を交換しようかな~?

ちなみに、ボクが入手したニードルノーズベントプライヤは、こちら。

https://amzn.to/4cvH2JZ
posted by 想也 at 22:26| Comment(0) | オーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月10日

どこを聴けばいいの?~リファレンス・レコード

4月9日放送のサンデー・ソングブック@TOKYO FMをタイムフリーで聴いていたら、オーディオ・チェックに使っているリファレンス・レコードは何かという質問があって、山下達郎さんは、「昔から、Earth, Wind & FireのI Amです。」と即答していた。

"I Am"なら、先日、USオリジナル(Columbia ARC FC 35730)を入手したばかりだ。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2023-01-22

確かに、TMLのマイク・リーズ(Mike Reese)が実に良い仕事をしているという印象はあったが、達郎さんのリファレンス・レコードと聴くと、あらためてちゃんと聴き直してみたくなる。


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それに、最近、カートリッジを新たに導入したばかりだ。
RC-DJ100の実力をチェックするのにちょうど良いじゃないか。


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でも、そもそも、先日入手したばかりで、聴き込んでいるレコードではない。
だから、どこがどう再生されれば合格なんだか、よくわからない(笑)

まぁ、聴き込めばチェック・ポイントは見えてくるんだろうけど、気になるのは、達郎さんのチェック・ポイントである。
達郎さんは、どこを聴いて、どう再生されれば合格だと判断してるんだろうね?
ラベル:Earth Wind & Fire
posted by 想也 at 23:22| Comment(2) | オーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月25日

Tuned RC-DJ100

ゆうべはヘッドフォンで聴いていたカーズ(The Cars)"Candy-O"のUSオリジナルを、まだ近所迷惑にならない時間に、スピーカーで、音量をあげて聴いた。

いやぁ、ホント、良い音である。
奥行きがたっぷり感じられる立体的な音場に、個々の楽器やボーカルが実に明快に浮かびあがる。
そして、ロックらしく、迫ってくる。
くぅ~たまらんっ!

ジョージ・マリノ(George Marino)は、やっぱり良い仕事をするのである。

カートリッジは、最近手に入れたRC-DJ100だが、実はすでにちょっと手を入れていてノーマルではない。
このカートリッジ、明るい音色とか音場の広さとかは気に入ったのだが、ボクの耳には高域の鳴り方がかなりCDっぽく聴こえて、音量があげられなかった。
CDと同じで、音量をあげるとうるさくて聴いていられなくなってしまうのである。

もちろん、聴いていられるぐらいまで音量を下げればいいのだが、それはボクにとって一番心地良い音量ではないのだ。

ってことで、チューニングしてみた。


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写真を見ただけでわかるかな?
わからないかな?

まず、リード線を、ビンテージのWE線材を使用したものに変更した。
それから、3gほどの鉛板をシェルの内側に貼り付けた。

直感的に施したチューニングなのだが、思った通りの結果になったと思う。
高域の鳴り方もCDっぽいものではなくなったし、音場の見通しもより良くなった。
個々の楽器の音色も、締まって濃厚になった感じだ。
ちょっと肥大気味だったボーカルも、ぎゅっと締まってリアルな音像になっている。

RC-DJ100というカートリッジ、安いし、いろいろ遊んでみても楽しいと思うよ。
posted by 想也 at 00:12| Comment(0) | オーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする