2023年02月05日

HBD 山下達郎

昨日2月4日は山下達郎さんの誕生日だった。
記念すべき70歳つまり古稀の誕生日である。
そんなわけで、今日のサンデー・ソングブックも、「誕生日」にちなんだ曲特集だった。
もはや、今宵ターンテーブルに載せるレコードは、達郎さんのレコード以外にはありえない。

聴くなら、やっぱり、最新作『ソフトリー』(MOON WPJL-10155/6)よね。


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相変わらずの達郎節が堪能できる良作だと思う。
ボクなんぞ、『REBORN(リボーン)』がアナログで聴けただけで、感涙なんである。

内ジャケにクレジットされているように、カッティングは東洋化成の西谷俊介さんが行っているが、カッティング・アドバイザーとして、ワーナーの北村勝敏さんの名前もあがっている。
達郎さんなので、当然といえば当然なのだが、「ただアナログでも出しました」というものではなく、現代のアナログとして最高の音質を目指して、力が入っているのである。

あぁ、でも、まだ、あんまり聴き込んでないや・・・
しっかり、聴き込まなきゃね。


そういや、達郎さんはサブスク解禁してないので、YouTubeにある収録曲のMVをまとめておこう。















完全生産限定だけど、アナログって、まだ買えるのね。



(画像をクリックするとAmazonにとびます。)
ラベル:山下達郎
posted by 想也 at 21:33| Comment(0) | 山下達郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月21日

はやっ!

相変わらず忙しくて(たぶん7月上旬まで忙しい)在宅ワークをしていたら、玄関のチャイムが鳴った。

「佐川急便でーす。」

うちの地域、時間指定でもしなければ、この時間に佐川急便て、普通来ないんだけどな。
玄関に出てみると、荷物はHMVから。

ってことは・・・


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はやっ!(笑)


山下達郎さんの新譜『SOFTLY』のアナログが届いたのでありました。

ジャケットは予想通りテクスチャー加工だったが、ルネサンス期の肖像画のキャンパスってこんなだったのかしらん?
絵画に詳しくないので、正解がわからない。

HMV限定特典のポストカードも、雰囲気があって良い。

今日は、午後から職場出勤だから、夜には聴けるかなぁ?
ラベル:山下達郎
posted by 想也 at 11:46| Comment(0) | 山下達郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月15日

山下達郎『Melodies』の初回盤

今日12月15日(水)はレコード・コレクターズの発売日である。
何度かお手伝いをさせていただいたことがある紙ジャケ探検隊の初盤道、今回も少しだけお手伝いをさせていただいたのだが、「シティ・ポップで初盤道」は次回も続くようなので、裏話のようなものは完結してから書くことにしよう。

初盤道では、山下達郎さんの『FOR YOU』と竹内まりやさんの『ヴァラエティ』が取り上げられているので、ボクは『Melodies』(Moon Records MOON-28008)を取り上げることにしたい。

クリスマスまであと10日。
『クリスマス・イブ』が収録された『Melodies』を取り上げるのには最適の時期じゃないか。

     ♪ きっと君は来ない
     ♪ ひとりきりのクリスマス・イブ
     ♪ Silent Night Holy Night

1983年のクリスマス・イブは、友達の家で鍋パーティーをしてたから、この曲が胸に刺さることもなかったが、翌84年のクリスマス・イブには猛烈に突き刺さって、もう痛くて痛くて・・・
って、そんな話は誰も聴きたくないやね(笑)


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うちには通常盤と見本盤の2枚の『Melodies』があるが、いずれにも帯がついていないので、帯については何も語れない(すみません)。

レーベルは、通常盤も見本盤も同じ形状&デザインである。
違うのは、見本盤のほうには「見本盤6/8」と印刷されている点だけだ。


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MOON Recordsは、RVC(RCA Victor Corporation)のAIRレーベルが独立してできたレーベルだから、1982年の設立当初はビクター配給でビクタープレスだったのだが、83年になると配給がワーナー・パイオニアにかわる。

83年のワーナーとなると、東芝EMIプレス、東洋化成プレス、CBS SONYプレスがある。
あっ、ポリドールプレスもあったんだった。

では、『Melodies』はどこでプレスされたのかというと、これはもうレーベル形状からして、CBS SONYだ。
中心付近の円の小ささですぐにわかる。

って、そんなこと知らなくても、内ジャケにはっきりとクレジットされてますな(笑)


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マスタリングは、ソニー・スタジオの笠井鉄平さんである。

盤のほうは、通常盤のほうでも、マト2-A-11/1-C-9でPMが3S5、発売日(83年6月8日)前月プレスの初回盤である。

見本盤のほうは、マト2-A-1/1-B-1で、Side 2のマザーがBなのが気になるが、DiscogsにもSide 2のAマザーは出ていないので(もっとも4バリエーションしか出ていないが)、Side 2のAマザーは存在しないのかもしれない。
だとすると、マト2-A-1/1-B-1は完全ファースト・スタンパーだ。

実際、この見本盤のPMはこうなっている。


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3S45である。
発売日の前々月である4月に一度使用されているというのに驚いたのだが、これはテスト・プレスのために使用されたんじゃないだろうか。
そうすると、完全ファーストスタンパーだということとも辻褄が合う。

音のほうは、通常盤も見本盤もカッティングは同じなのだが、出てくる音の印象はかなり違う。
摩耗していない若いスタンパーでプレスされた盤を探して聴く価値はあると思う。

でも、いまのシティ・ポップ人気を支えてる人たちにとって、その差が大きいと感じるのかといえば、たぶん、どっちでもいいんだろうなー(笑)
ラベル:山下達郎
posted by 想也 at 21:51| Comment(0) | 山下達郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする