残念ながらノイさんは所用で欠席となったが、紙ジャケ探検隊、アーバンさん、ハルちゃんの3人が、昨年入手したお宝を持ってやってきてくれた。
このメンバーだから、例年非常に濃い会合になるのだが、今年はみんなとんでもないブツを持ってきたもんだから、とんでもない濃さの会合になったのであった。
しかーし、濃すぎるがゆえに口外禁止のお達しがあり、とんでもない濃さの所以となったブツのことは秘密である。
なんだか、秘密結社の会合みたいだ(笑)
(まぁ、でも、秘密のブツについては、いつか然るべき機会を得て、所有者がちゃんと紹介することになると思います。)
口外禁止になったブツ以外にも、いろいろ興味深いものがあったのだが、そのうちの一つ、いや二つが、リンディスファーン(Lindisfarne)の"Fog on the Tyne"だ。
なぜ二つかというと、UK盤のテスト・プレスとUS盤のテスト・プレスが持ち込まれたからである。
英米テスト・プレスの聴き比べである。
個人的には、ジョージ・ペカム(George Peckham)がカッティングしたUK盤に軍配をあげるのだが、Elektra Sound RecordersでカッティングされたUS盤も悪くない。
これはもう好みの問題だろう。
UK盤に軍配をあげるボクでも、うちの倍くらいあるような大きな部屋で大音量で鳴らすならUS盤の方が気持ち良く鳴るんじゃないかと思う。
とはいえ、うちで普通に聴くなら、ボクの好みはUK盤なので、US盤WLPも持っているのだが、みんなが帰ったあと、UKオリジナル(Charisma CAS 1050)を引っ張り出して聴いていた。

いやぁ、癒されるなぁ・・・
そういや、UK盤は、内ジャケットがまた雰囲気があって良いのよね。
今日は内ジャケットのほうを飾ることにしよう。

US盤はジャケ違いのシングル・ジャケットだから、ジャケットの魅力という点では、大差でUK盤の勝ちである。
そういや、Discogsには、ピンク・カリズマでA面のアルバム・タイトルの横に大きくAと印刷してあるレーベルが登録されているのだが、あれって何なんでしょうね?