ってことで、彼の作品の中で一番好きな、このレコードを聴いていた。

2005年にリリースされたサード・アルバム"In Between Dreams"のUSオリジナル(Brushfire Records B0004149-01)である。
レイドバック感が心地よいオーガニックなアコースティック・サウンドに身をゆだねれば、いつでも気分はハワイだ(行ったことないけど 笑)。
それに、ホント、音の良いレコードなんである。
送り溝はシンプルだ。

これ以外には、ちょっと離れたところにアルファベットが一つスタンプされているだけである。
この筆跡、なんとなくバーニー・グランドマン(Bernie Grundman)ぽいなーと思ったら、内ジャケに明記されていた。

ってことは、離れたところに刻印されているこのアルファベット(両面にある。)は、GrundmanのGなんだろうか?

もっとも、彼が送り溝に痕跡を残すときは、基本的に手書きのBGだから、もしかしたら別の意味があるのかもしれない(たとえば、プレス工場の識別記号とかね)。
Discogsを見ると、US盤でもBGカッティングじゃないものもあるようで、送り溝にNRPと刻まれているものは、Nashville Record Productionsでのカッティングとのことだ。
BGカッティングとNRPカッティングが最初から両方あったのか、それとも前後関係があるのかわからないが、前後関係があるのだとしたら、内ジャケットに"Mastered by Bernie Grundman"と明記されている以上、BGカッティングが先だろう。
NRPカッティングじゃなくて、ホッと胸を撫でおろしたのであった(笑)
ラベル:Jack Johnson