2021年01月06日

Wuthering HeightsのUKオリジナルをVNLで聴く

前の記事にもちょっと書いたことだが、ortofon VNLは、7インチを今までに聴いたことがないような素晴らしい音で鳴らしてくれる。

ぶっとくて明快な音がぐいぐいと前に迫ってくるのである。
しかも、針圧がぴったり決まると、音の分離が非常に良くなる。

こんな音は今までに聴いたことがない。
ハイファイな音というのとはちょっと違うと思うが、この音を聴いていると、アナログの神様がスピーカーの間に降臨して「7インチとはこういう音なのだ」と宣っている気がしてくる。
本当に、これまで聴いてきたのとは次元の違う音なのだ。
(ただし、次元の違う音に聴こえるのは、重い針圧をかけるMMカートリッジが初体験という部分も大きいかもしれない。)

最適な針圧は、うちの環境でいまの季節であれば、Ⅰの場合は3.2gだというのはすでに報告した通りだが、7インチを鳴らす音があまりにも気に入ったので、ⅡやⅢについても、最適針圧を探してみた。
その結果、Ⅱでは3.7g、Ⅲでは4.2gがピタリとはまることがわかった。

もちろん、最適針圧というのは、アナログ・プレーヤーとくにアームによって異なるだろうし、気温や湿度の影響も受けると思うので、うちで最適なものが他の場所で最適とは限らないし、むしろ違って当然だと思う。

それに、聴きどころの違いというのもある。
これはスピーカーがどこをどう鳴らすものであるかによっても違ってくるだろう。

結局、答えは、それぞれが好みの音を探しながら見つけるしかないのである。
それがアナログの醍醐味でもある。
って、そんなことは、ボクが言うまでもなく、アナログ好きな人はみんな知ってることだよね(笑)

とにかく、ボクは、VNLが鳴らす7インチの音がすこぶる気に入ったのである。
こういうとき、「アレはどんな音で鳴るんだろう?」とすぐに思い浮べるレコードって誰にもあるよね?
ボクにとってそんなレコードの一つが、ケイト・ブッシュ(Kate Bush)"Wuthering Heights"のUKオリジナル(EMI 2719)だ。


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そう、ただのUKオリジナルではない。
これはプロモ盤である。
両面マト1なのはもちろん、マザー・スタンパーも1G/1Gなんである。
ちなみに、送り溝には、こんな落書きもある。

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<マト1には"REMEMBER THE WHALES!"と刻まれている。>



しかも、"Wuthering Heights"のUKオリジナル・シングルは、マト1だけ3分40秒くらいのショートバージョンである(後奏がすぐにフェードアウトして短いだけだけどね)。
短いぶん、音質的には有利なはずだ。

つまり、このプロモ盤が、"Wuthering Heights"を聴く最強アナログなのである(キッパリ)。

早速、ターンテーブルに載せて聴いてみる。
VNLの交換針は、シャープでタイトに聴かせるⅢを選ぶ。
針圧はもちろん4.2gだ。


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素晴らしいっ!
まさに、至福の3分40秒なのである。


ついでに4分25秒くらいのアルバムバージョンをおさめたマト2も聴いてみよう。


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うん、これも悪くない。
そりゃそうだ。
これ、名手クリス・ブレア(Chris Blair)のカッティングなのである。


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<マト2の送り溝には、"REMEMBER THE WHALES!"という落書きはないが、"BLAIR"というサインが刻まれている。>


マト2も当然持ってなきゃいけないのだ。


そういや、"Wuthering Heights"って、MVも二種類あったな。


ショート・バージョンで作成された英国向けMV。





ロング・バージョン(アルバムバージョン)で作成されたアメリカ向けMV。





でも、Discogsのレーベル画像を見る限り、アメリカ盤シングルも、タイム表示が3:33になってるから、ショート・バージョンだと思うんだけどな。

何故、アメリカ向けのMVはアルバム収録のロングバージョンで作ったんだろ?
このあたりの事情については、まったく知らない(笑)
ラベル:Kate Bush
posted by 想也 at 21:43| Comment(0) | Kate Bush | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月10日

Kate Bush, Before the Dawn

<最後まで聞き終わったんで、ちょこっと追記しました。>


待ちに待った週末である。

大音量で聴ける時間帯になるのを待って、ケイト・ブッシュ(Kate Bush)の新作"Before the Dawn"を聴くのである。

どうせなので、開封時に撮った写真で、開封時のワクワクを思い起こし、気分を盛り上げよう(笑)

20161210-1.jpg

さすが4枚組だ。
かなり立派な箱で届いた。
しかもこの箱、輸送時のトラブル(角のつぶれや表面のスレ)を回避する工夫がいろいろされているように見える。

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ボクはHMVにオーダーしたのだが、HMVにはどうやらドイツから届いたようだ。

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箱をあけると、ボックスが姿を現す。
ジャケット上部に写っている灯りが、まるで実際に光を放っているようだ。

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箱から取り出してみると、実に立派なボックスだと実感する。
やはり梱包がよかったようで、スレや角のつぶれなど一切ない。

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ブックレットと4枚のレコードは横から取り出す形だ。

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取り出し口のシュリンクだけを丁寧に取り除き、ボックスのシュリンクはそのままで、ブックレットとレコードを取り出す。

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ACT I、ACT II、ACT III(PART 1)、ACT III(PART 2)とそれぞれデザインの違うスリーブ(いま気づいたが、この面より逆の面のほうがスリーブのデザインの違いがはっきりわかるよねσ^_^;)の中に、インナースリーブにおさめられたレコードが入っている。

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ブックレットの最後のページでBernie Grundmanの名前を確認。
レコードのRunoutにもBG刻印を確認。
Matrix末尾はA2/B1/C1/D1/E1/F1/G1/H1で、B面は、Aを消してBと書かれている。間違えたらしい(笑)

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ターンテーブルにのせて、針を落とす。
ボリュームを11時くらいまであげる(純A級アンプなんで出力が小さいのですよ)。

唸る低域が凄い!
ホールの響きを実感する。

幸せです^^


<追記>

聴き終わった感想。

こりゃ、大音量で、通してちゃんと聴くのが絶対に良いと思う。

4枚目の尋常でない盛り上がりで、その場にいた観客と一体化したように聴いてしまって、鳥肌立ちまくっちゃったよ。

Blu-ray出ないかなぁ?
映像がぜひ観てみたいっ!
posted by 想也 at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | Kate Bush | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする