2022年01月10日

Jimmy Page & Robert Plant, No QuarterのUS盤

1月9日は、ジミー・ペイジ(Jimmy Page)の誕生日である。

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)はなにかと日常的に聴くことが多いので、しばらく聴いていなかったこのレコードを引っ張り出してお祝いしていた。


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1994年に、ジミー・ペイジとロバート・プラント(Robert Plant)が連名でリリースした"No Quarter"である。

Discogsで確認すると、当時、アナログ盤は、US盤とUK盤のほかに、ブラジル盤とギリシャ盤が出ていたようだが、ボクが持っているのはUS盤(Atlantic 82706-1)だ。
US盤以外はFontanaからリリースされているから、AtlanticからリリースされたUS盤が、気分的には一番良いよね(個人の感想です 笑)。

US盤とUK盤は音がだいぶ違うというような話も聴いたことがあるが、聴き比べたことがないので、よくわからない。
少なくともうちのUS盤は、すこぶる良い音で鳴る。
立体的に広がる音場も、ギターの音色やボーカルの生々しさも、申し分ない。

サブスクで簡単に聴ける時代だが、これはアナログで聴いて欲しいなーと思ってDiscogsのマケプレを見たら、もはや気軽におススメできるような価格ではなくなっているじゃないか・・・
数年前までは数千円だった気がするんだけどなー
posted by 想也 at 00:02| Comment(0) | Led Zeppelin | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月31日

おめめがぱっちり~Led Zeppelin, Presence

リアルタイムで購入した日本盤は、オリジナル盤を集め始めた頃、UKオリジナルを手に入れたときに手放してしまったので、このたび見本盤を入手して、ようやくわが家も英米日がそろったLed Zeppelin(レッド・ツェッペリン)"Presence"だが、"Presence"といえば、ヒプノシスの遊び心?溢れる英米のジャケ違いのことも思い浮かぶよね(日本盤はUS盤と同じ)。

とはいえ、レコード・コレクターズ2015年9月号の紙ジャケ探検隊の記事を読むまで、ボクは英米のジャケ違いにはまったく気づいていなかった。


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並べると、日本盤見本盤のジャケのシミが目立つが、盤はNM(ニア・ミント)だったし、税込780円だったので、なんの不満もない(購入場所は例によって、近所のブックオフ)。
おっと、話がそれた。
英米のジャケ違いの話だった。

並べれば違いは歴然としているのだが、以前は、聴き比べはよくしていたものの、ジャケットを見比べる習慣がなかったので、まったく気づいていなかった。

紙ジャケ探検隊が指摘した違いは、内ジャケ向かって左側の右下の写真の違いである。


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上がUS盤で、下がUK盤のジャケットだが、一目瞭然、オベリスクを運ぶ人たちが(服装は同じだが)入れ替わっている。

内ジャケにはもう一つ違いがあるのだが、細かい違いなので紙ジャケ探検隊も気づかなかったのか、それとも気づいていたものの細かい違いなので無視したのか、レココレの記事の中では触れられていない。

オベリスクを運ぶ人たちの写真の上のカップルの写真にも違いがあるのだ。


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って、細かい違いなので、この写真だとわかりにくいよねぇ。

拡大してみよう。

こちらがUK盤のカップル。


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で、こちらがUS盤のカップル。


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UK盤の男性は、おめめがぱっちりになっている。
US盤のほうがナチュラルなので、おめめぱっちりのUK盤のほうが修正されたものだろうな。

ボクなんぞ、オベリスクを運ぶ人たちの写真の違いでさえ気づいてなかったくらいだから、こんな目の大きさを修正した違いなんて、気づいてない人がすごく多いんじゃないかと思うのだが、そんなことない?
ラベル:Led Zeppelin
posted by 想也 at 00:04| Comment(0) | Led Zeppelin | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月30日

Presenceの日本盤にもある

レッド・ツェッペリン(Led zeppelin)"Presence"の日本盤にもあるんである。


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「そりゃ、見本盤はあるでしょ。ついにボケたか?」と思った貴方、ボクはボケてなんかいないのである。

このブログを読んでくださっている方々にはすでにご存知のように、ホワイト・レーベルの見本盤も、第一見本盤と第二見本盤に区別できる(詳しくは、https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-10-12をどうぞ)。
その二種類の見本盤の存在が、このレッド・ツェッペリン"Presence"で確認できたのである。

まず、基本情報として、"Presence"日本盤の発売日を確認しておこう。
といっても、正確な発売日はよくわからない(わかる方、ぜひ教えてくださいm(_ _)m)。
ワーナーの見本盤には珍しく、”Presence”の見本盤には発売日が記載されていないからである。


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「全世界同音質を保証する輸入メタル・マザーによるプレス」だったために、発売日が見本盤プレスの段階では確定していなかったのかもしれない。

とはいえ、USリリースが1976年3月31日、UKリリースは一週間遅れて4月6日なので、日本リリースはUKと同じかその後だろう。
歌詞インサートに掲載された渋谷陽一氏の解説の日付が1976.3.24になっているので、そこからは4月下旬のリリースが推測される。

仮に4月下旬リリースだったとすると、第一見本盤は3月プレスだった可能性もないわけではないが、4月初めだった可能性も否定できない。
リリースが4月中旬なら、第一見本盤はおそらく3月プレスだろう。

さて、では、ボクが手に入れた見本盤だが、東芝プレスだったので、送り溝にしっかりとPMが刻印されていて、いつのプレスか特定できる。


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4月プレスである。
リリースが4月下旬なら、第一見本盤の可能性が残る。

しかし、Side 1のこのスタンパーはあやしい。


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2Mの2を消して3にしてあるのはともかく、スタンパーが5である。
重要なのに見えにくいので、そっちに焦点をあてて撮ってみよう。


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間違いなく5である。

まぁ、でも、5は微妙かもしれない。

しかし、Side 2のこのスタンパーさすがに第一見本盤ではないだろう。


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M-A-12である。
これまた、重要な12が見えにくいので、そっちに焦点をあてて撮ってみよう。


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間違いなく12である。

もう、第二見本盤のにおいがぷんぷんと漂っている。

とはいえ、これだけでは決定打に欠けるのだが、幸いDiscogsに、うちのとは違う見本盤情報が掲載されている。

Discogsに掲載されている見本盤のスタンパー情報は、2M-A-3/2M-A-3である。

間違いない。
うちのは第二見本盤だ。

とはいえ、Discogs掲載の見本盤もPMは6-4なので、やはり日本盤リリースは4月下旬で、第一見本盤も4月の初めにプレスされたということだろう。

輸入マザーがなかなか届かなくてヤキモキしたのかな?
そんなことをふっと想像してしまった。

さて、スタンパー2M-A-3/2M-A-3の第一見本盤と、スタンパー3M-A-5/M-A-12の第二見本盤、音に違いがあるんだろうか?
まぁ、まったく同じということはないんだろうけど、大差ないといいなー
ラベル:Led Zeppelin
posted by 想也 at 00:44| Comment(0) | Led Zeppelin | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする