
まずはいつも通り『初盤道』を読む。
今回も、前回に引き続いて、ディスクユニオン新宿ロックレコードストア の山中店長がゲストなのだが、いやぁ何たる濃さ!
うちには旧ソ連盤なんて一枚もないので、ただひたすら、へ~・へ~・へ~と読むしかない。
完全にトリビアの泉状態である(笑)
レココレ2月号には、豪華執筆陣の『私の収穫 2020』も掲載されている。
百戦錬磨の執筆陣が「収穫」というだけあって、これまた、とんでもなく濃い!
ボクも対抗して、今日の記事は、「ボクの収穫 2020」にしようかと思ったのだが、あらためて考えてみれば、ボクなんぞが対抗できるはずもない。
それに、昨年のボクの一番の収穫は、ウェス・モンゴメリー(Wes Montgomery)"A Day in the Life"のUSオリジナルMONO(A&M LP2001)のWLPで、これはすでに記事にしてしまっている。
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2020-09-06
そりゃそうだ。
こういうブログをやっているわけだから、大きな収穫があれば報告しないわけがない。
そんなわけで、今月号の特集『この曲のドラムを聴け!』に紹介されている曲が収録されているレコードを一枚とりあげることにした。
101曲とりあげられているのだが、そのうちレコード棚に収録レコードを見つけることができたのが約半分。
特に理由もないのだが、『恋人と別れる50の方法』(50 Ways to Leave Your Lover)がむしょうに聴きたくなったので、これを引っ張り出した。

ポール・サイモン(Paul Simon)が1975年10月25日にリリースしたアルバム"Still Crazy After All These Years"(邦題は『時の流れに』だった)である。
ジャケットは、アーティスト名とタイトル、それから写真部分が、エンボス加工されている。

とりあえず、この段階でレイト決定ってことにはならなかった(笑)
写真を撮り忘れたけど、片面に楽曲ごとの参加ミュージシャン・クレジット、片面がブランクの厚紙インナースリーブ付き。
しかし、このレコード、確か、かなり売れたはずである。
テキトーに買ってたら、まぁ、普通は、コロンビアの二桁アルファベット・マトよね・・・
そう思いながら、おそるおそる送り溝を見ると、マトは3A/3Bである。
アルファベットの部分は文句ないが、数字の部分は3でいいのか?
ボクは慌ててDiscogsに飛んだのだが、どうやら3が初回で良さそうだ。
ホッ・・・
ホッとしたところで、あらためて、送り溝に、STERLING刻印とピットマン工場製造を示すP刻印を確認する。
うん、大丈夫だ。
確認が済んだところで、レコードをターンテーブルに載せる。
最初から聴いてもいいが、まず『恋人と別れる50の方法』をかけて、それから頭にもどって、最初から全部聴こう。
そう思って、A4に針を下ろした。

特にドラムを意識して聴いたことなかったけど、スティーブ・ガッド(Steve Gadd)のこのドラム・パターン、確かにとても特徴的だなぁ。
ラベル:Paul Simon