ってことで、土曜日だし、"Tattoo"のUKオリジナルとか(https://sawyer2015.seesaa.net/article/2017-11-11.html)、イエス(Yes)"Yessongs"の日本盤とか(https://sawyer2015.seesaa.net/article/2023-04-08.html)、マーカス・ミラーがマイルス(Miles Davis)との共同名義でリリースした"Music From Siesta"のUSオリジナルとか(https://sawyer2015.seesaa.net/article/2022-09-29.html)を聴いていた。
で、夜も更けたところで、先月のスティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks)の誕生日(5月26日)に”Bella Donna"のUSオリジナル(Modern Records MR 38-139)を引っ張り出して記事を書こうとした(けど、いまひとつよくわからないことがあってやめた。)ことを思い出した。
あぶないあぶない、そのまま忘れちゃうところだったよ(忘れても誰も困らないけど 笑)
そんなわけで、あらためて聴いている。
素晴らしいジャケットだよね。
裏ジャケットのスティーヴィー姐さんも、すこぶるキュートである。
内容もとても良い。
トム・ペティ(Tom Petty)とのデュエット"Stop Draggin' My Heart Around"やドン・ヘンリー(Don Henley) とのデュエット"Leather and Lace"のほか4曲がシングル・カットされているが、いずれもヒットしたし、アルバムはこれまでにアメリカ国内だけで600万枚以上、全世界では1000万枚以上の売り上げを記録しているのだそうだ。
Precision Lacquerでスティーヴン・マーカッセン(Stephen Marcussen)がカッティングしていて、音も素晴らしい。
送り溝には、Precision Lacquer SMの刻印がある。
それはそうと、このアルバムには、レーベルとインナースリーブに、明らかに前後関係があると考えられる違いがある。
うちの盤のレーベルはこうなっている。
注目しなければならないのは、2曲目と4曲目のクレジットだ。
いずれも作曲について、2曲目"Kind of Woman"ではスティーヴィーとベンモント・テンチ(Benmont Tench)の共作、4曲目"Think about It"ではスティーヴィーとロイ・ビタン(Roy Bittan)との共作になっている。
このクレジットは、インナースリーブにも反映されている。
楽曲クレジットの部分を拡大してみると、レーベルと同じように共作になっていることがわかる。
その関係で、末尾のパブリシャー・クレジットに、スティーヴィーのパブリシャーであるWelsh Witch Musicに加えて、"Kind of Woman"についてはテンチのパブリシャーであるRapt Knuckles Musicが、"Think about It"についてはビタンのパブリシャーであるEighty Eight Musicがクレジットされている。
その関係で、パブリシャー・クレジットは5行になっている。
うちの盤と違って、レーベル上もインナースリーブ上も、2曲目と4曲目の楽曲クレジットの部分が共作ではなく、いずれも作詞作曲スティーヴィーとなっていて、ただMusical bridge by Benmont TenchあるいはMusical bridge by Roy Bittanが追記されているものが存在する。
このMusical bridgeというのは著作権が生じないような貢献を示しているようで、インナースリーブ最後のパブリシャー・クレジットの方には、"Kind of Woman"と"Think about It"についてのパブリシャー表記がなく、3行で終っている。
どちらが先なのかだが、Discogsで再発とされている、裏ジャケットにバーコードが印刷された盤が、レーベルもインナースリーブもMusical bridge by表記でパブリシャー・クレジットが3行だし、1985年にリリースされたCDでもMusical bridge by表記なので、共作表記でパブリシャー・クレジット5行の方が先だと思う。
(おそらく過渡期のもので、レーベル上は共作になっているが、インナースリーブはMusical bridge by表記でパブリシャー・クレジット3行というものもある。)
それにしても、Musical bridgeって何なんでしょうね?
ラベル:Stevie Nicks



