いまだにDiscogsにも登録されてないのに、そんなもん存在するのね・・・
あれ?
でも、なんか、あの後探して買ったような記憶もないでもないぞ。
ってことで、レコード棚を探索したら、もう一枚UKオリジナルが出てきた。

送り溝を確認すると・・・

持ってたんかーい!(笑)
マトはA-1U/B-2Uで、スタンパーは1RH/1RMだ。
聴いてみると、確かにマト1Uはマト2Uより鮮度の高い音で鳴る。
でも、残念なことに、低域がちょっと薄い。
総合的には、中低域が分厚いマト2Uの鳴り方のほうが、ボクの好みなんである。
それで買ったこと自体の記憶が薄れてたのね。
それにしても、このマト1Uってなんだろう?
ディスク・ユニオンのオンライン・ショップには、現在、マトA-2U/B-1Uってのも(A-1U/B-2Uより稀少だという宣伝文句付きで)出品されているので、マトA-1U/B-1Uってのも存在しそうだが、存在するとしても、さらに稀少ってことになるだろう。
A-1U/B-2U、A-2U/B-1U、A-1U/B-1Uを全部合わせたって、この時期のELP(Emerson, Lake & Palmer)の初回プレスのマトにしては、Discogsにいまだ登録がないことからしても、数が少なすぎである。
音のバランス的にも、マト2Uの方がELPらしいんじゃないかと思う。
マト1Uは、ボツカッティングが誤って混入してしまったとか、そんな感じなんじゃないだろうか。
しかも、ディスク・ユニオンのオンライン・ショップには現在マトA-1U/B-2Uというのも出品されているが、A-1Uの方のスタンパーは、なんとうちのと同じ1RHなんである。
もし、A-1Uのスタンパーが1RHの一種類しか存在しないとしたら、そうでなくても数種類しか存在しないとすれば、ボツカッティング混入の可能性がきわめて高くなる気がする。
マト1Uがボツカッティングの混入なら、それが初回マトだというのは違うだろう。
ってことで、初回マトはA-2U/B-2Uだという前の記事は訂正しないでおく。
ちなみに、マト1U/2U盤も、ジャケットはE.J. Day Group製だった。
引き続き、スタンパー情報と、ジャケットがE.J. Day Group製なのかTinsley Robor Group Ltd.製なのかの情報をお待ちしていますので、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m