2026年02月10日

Carole King, Tapestryのホントの日本初回盤

キャロル・キング(Carole King)"Tapestry"の日本初回盤については、以前記事にしたことがあるのだが(https://sawyer2015.seesaa.net/article/2021-02-14.htmlhttps://sawyer2015.seesaa.net/article/2021-02-16.html)、うちのはホントの初回盤ではないことが判明してしまった。

ってことで、謹んでご報告させていただくのである。


昨日のこと、キャロル・キングの誕生日にちなんだボクのつぶやきにlarkstonguesin 戦慄さんが反応してくれたのだが、そこで紹介されていた盤こそ正真正銘のホントの日本初回盤で、うちの盤とは異なる著しい特徴を持つものであった。
その特徴を持った盤は、現時点(2026年2月10日)ではDiscogsにも登録されていない。
ということは、かなりレアなものであることを推測させる。


ジャケットは、帯がついていることをのぞけば、うちのと同じのようだ。


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盤の方は、見本盤のスタンプが押されていてマトSALBT 215-1/SALBT 216-1ということなので、もはや初回盤であることに何の疑いもない。
問題は、レーベルが、うちの盤と異なる著しい特徴を持っていることである。


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ODE70のロゴがどこにもないのだ。

うちの盤のレーベルには、A&Mロゴと並んで、でっかくODE70ロゴが鎮座している。


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あらためて二つのレーベルを見比べてみると、ODE70ロゴのある方は、非常にバランスが悪い。
ODE70ロゴをレーベルに入れなければならないことがわかって、慌てて作り直したんだろう。
そんなにおいがプンプンする。

ODE70ロゴはジャケット裏の右上と右下の二か所に印刷されているし、ホントは、最初からレーベルにも入れなければならなかったのだ。
つまり、ODE70ロゴがないものはミス・レーベルなんである。

こんなはっきりしたミスはすぐに明らかになっただろうから、たぶん、ごく初期にしか存在しないんじゃないかなー
ラベル:Carole King
posted by 想也 at 22:27| Comment(0) | 国内盤研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年02月08日

原田真二『てぃーんずぶるーす』

今日2月8日はジェームス・ディーン(James Dean)の誕生日である。

ってことで、このシングルを引っ張り出した。


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原田真二さんが1977年10月にリリースしたデビュー・シングル『てぃーんずぶるーす』(For Life Records FLS-1010)である。

正確には「デビュー・シングルのうちの一枚」と言った方がいいかもしれない。
『てぃーんずぶるーす』『キャンディ』『シャドー・ボクサー』と3カ月連続でリリースされた3枚のシングルは、いずれもデビュー盤に位置付けられているからである。

PSには、こんな羽がくっついていて、バッジ・プレゼントに応募できるのだが、


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その羽の裏には、こんな記述があるのだ。


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デビュー盤が3枚って凄いよねぇ。

ジェームス・ディーンとこの曲とのつながりは、いまさら説明するまでもないと思うが、松本隆さんの生み出したこのフレーズ、50年近く経ったいまでも、ボクの頭の中に鮮烈に焼き付けられている。

     ♪ 僕は愛に背中向ける
     ♪ 伏せ目がちのジェームス・ディーンまねながら
     ♪ それが僕のぶるーす

もっとも、ボクが原田真二さんのことを知ったのは、この曲がきっかけではない。

1978年1月に放送が開始されたザ・ベストテン@TBSに出演したのを観たのが最初で、原田真二さんの初登場は2月だったから、『てぃーんずぶるーす』はすでにベストテン圏外だった。
あのときベストテンに入っていたのは『キャンディ』だ(その後『シャドー・ボクサー』も同時ランクインした)。

でも、遡って聴いた『てぃーんずぶるーす』が、ボクは一番気に入った。
「伏せ目がちのジェームス・ディーン」をまねしたい年頃だったのである(笑)

このシングル、いまボクの手許には、その頃買ったものと、その後手に入れたものの二枚がある。


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当時買ったものは、マト1-B-11/1-B-13だったので、もっと若いマトのものが欲しかったのだ。
で、マト1-A-20/1-A-19というのを見つけたので手に入れたのだった。
でも、比較的若いとはいえ、そんなに若くはないよねぇ・・・

東洋化成プレスなのでレーベル内PMがあるはずと、苦労して見つけ出して確認すると、マト1-B-11/1-B-13盤の方が7TZ、マト1-A-20/1-A-19でも7TYである。

マト1-B-11/1-B-13盤は1977年12月の発売翌々月プレス、つまり『シャドー・ボクサー』の発売当月プレスだが、月末発売だから、たぶん『シャドー・ボクサー』の初回プレスのときの追加プレスだ。

マト1-A-20/1-A-19盤は1977年11月の発売翌月プレス、つまり『キャンディ』の発売当月プレスだが、これまた月末発売だから、たぶん『キャンディ』の初回プレスのときの追加プレスだろう。

そうだとすると、スタンパーは思ったより進んでいない。

チャートの動きを調べてみると、『てぃーんずぶるーす』がオリコン・チャートに初めて登場するのが1977年12月5日で17位である。
最高位の6位に到達したのは1978年1月9日だ。

1977年11月だとまだヒット・チャート初登場前、12月でもヒット・チャートを駆け上り始めた頃だ。
そんなわけで、発売翌月、翌々月でも、そこまでスタンパーが進んでいないんだろう。

こんなこと調べてたら、なんだか発売前月プレス、少なくとも発売当月プレスのものが、どーしても欲しくなってきた(笑)
こういうヒットシングルって、聴き比べると、そこそこ音が違うのよね。

ところでデビュー盤3枚買うともれなくもらえたというShinjiブランニューバッジってどんなのだったんでしょ?

ラベル:原田真二
posted by 想也 at 21:07| Comment(0) | 国内盤研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年02月07日

Bon Jovi, Bon JoviのUSオリジナル

今日2月7日は、デヴィッド・ブライアン(David Bryan)の誕生日である。

ってことで、先日TLでタコ星人さんと話題にしたときに引っ張り出して、ラックのディスプレイに並べたままだったこのレコードを聴いている。


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ボン・ジョヴィ(Bob Jovi)が1984年1月にリリースしたセルフタイトルのファースト・アルバムである。
もちろん、USオリジナル(Mercury 422-814 982-1 M-1)だ。

タコ星人さんとの話題は、US盤のジャケットが二種類あり、①黒枠部分が艶消しになっていて、写真部分とバント名=タイトル部分がコーティング仕上げになっているものと、②そういう加工がされていないものがあるのだが、やっぱり①が初期盤なんだろうか、というものだった。
まぁ、普通に考えればそうだよね。

たまたまボクが持っているのがプロモ盤で、①ジャケットだったので、初期盤は①ジャケットで間違いないだろうという結論になった。


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ちなみに、プロモ盤といっても、盤の方はWLPではない。
レーベルは通常盤とまったく同じで、"PROMOTION COPY"といった記載は、印刷どころかスタンプもされていない。


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まぁ、Discogsにもプロモ盤の登録がないので、そもそもいわゆるプロモ盤といったものは作られなかったんじゃないかなー

それより気になるのは、カッティングを誰がやったかである。

インナースリーブにボブ・ラディック(Bob Ludwig)のマスタリングであることが明記されていて、確かに送り溝にはMASTERDISK刻印がある。


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しかし、RLのサインはないし、マトはどう見てもボブ・ラディックの筆跡ではない。


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いったい誰がカッティングしたんでしょうね?

「もしかして、RLカット盤というのも存在するのか?」と思ってDiscogsを見てみたのだが、発見できなかった。
たぶん、存在しないんじゃないかなー


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ラベル:BON JOVI
posted by 想也 at 22:23| Comment(0) | Bob Ludwig(RL)の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする