2025年01月06日

In My Life

1月2日放送のTHE TRAD@TOKYO FMをタイムフリーで聴いた。

4時台になってゲストを迎える前、ハマくんがビートルズ(The Beatles)を絶賛していた。

 ”いろいろ悩んだんですけど、やっぱね、ホントに、ビートルズって良いのよ。”
 ”あのね、なんていうか、一年に何回も思うんですよ。ほんとに、極論、ビートルズの音楽しか存在しなくなっても、極論ね、なんか人間の気持はちゃんと休まるんじゃないかって思っちゃう。”
 ”ビートルズって、ホント凄いわけ。”
 ”だからビートルズ聴きましょう。”

で、ハマくんの選曲は"In My Life"。
そのときは、「ハマくん、いつになくテンション高めだな~」と思っただけだった。

この選曲の意味に気づいたのは、その日のゲスト、TENDREこと河原太朗さんとのトークが終盤に差し掛かったときだ。
話は、今はなき下北沢のライブハウスGARAGEで活動していた時代のハマくんとTENDREさんとの交流に及んでいた。

あぁ、そうか、あの選曲は、盟友を迎え入れるためのものだったのか。
ハマくん、粋なことするじゃないのさ。

なんだか少し、ぐっときてしまったよ・・・

ってことで、ハマくんとTENDREさんに敬意を表して、"Rubber Soul"を聴くことにしよう。


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TENDREさんの新曲”Happy End”も、実に良い曲である。





 I BELIEVE♪
 明日が あるだけで 素晴らしい♪
 愛の日 ある限り 末永く よしなに♪
ラベル:THE BEATLES TENDRE
posted by 想也 at 22:56| Comment(0) | ラジオデイズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月05日

Lindisfarne, Fog on the TyneのUKオリジナル

今日は、毎年恒例になっている、コレクター仲間がわが家に集まっての新年会だった。

残念ながらノイさんは所用で欠席となったが、紙ジャケ探検隊、アーバンさん、ハルちゃんの3人が、昨年入手したお宝を持ってやってきてくれた。

このメンバーだから、例年非常に濃い会合になるのだが、今年はみんなとんでもないブツを持ってきたもんだから、とんでもない濃さの会合になったのであった。

しかーし、濃すぎるがゆえに口外禁止のお達しがあり、とんでもない濃さの所以となったブツのことは秘密である。
なんだか、秘密結社の会合みたいだ(笑)
(まぁ、でも、秘密のブツについては、いつか然るべき機会を得て、所有者がちゃんと紹介することになると思います。)

口外禁止になったブツ以外にも、いろいろ興味深いものがあったのだが、そのうちの一つ、いや二つが、リンディスファーン(Lindisfarne)の"Fog on the Tyne"だ。

なぜ二つかというと、UK盤のテスト・プレスとUS盤のテスト・プレスが持ち込まれたからである。
英米テスト・プレスの聴き比べである。

個人的には、ジョージ・ペカム(George Peckham)がカッティングしたUK盤に軍配をあげるのだが、Elektra Sound RecordersでカッティングされたUS盤も悪くない。
これはもう好みの問題だろう。
UK盤に軍配をあげるボクでも、うちの倍くらいあるような大きな部屋で大音量で鳴らすならUS盤の方が気持ち良く鳴るんじゃないかと思う。

とはいえ、うちで普通に聴くなら、ボクの好みはUK盤なので、US盤WLPも持っているのだが、みんなが帰ったあと、UKオリジナル(Charisma CAS 1050)を引っ張り出して聴いていた。


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いやぁ、癒されるなぁ・・・

そういや、UK盤は、内ジャケットがまた雰囲気があって良いのよね。
今日は内ジャケットのほうを飾ることにしよう。


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US盤はジャケ違いのシングル・ジャケットだから、ジャケットの魅力という点では、大差でUK盤の勝ちである。

そういや、Discogsには、ピンク・カリズマでA面のアルバム・タイトルの横に大きくAと印刷してあるレーベルが登録されているのだが、あれって何なんでしょうね?
posted by 想也 at 22:26| Comment(0) | George Peckhamの仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月02日

Alexis Korner, Alexis KornerのUKオリジナル

昨日1月1日はアレクシス・コーナー(Alexis Korner)の命日だとTLに教えてもらったので、数年前に買ったレコードが一枚あったはずだと思い出し、引っ張り出してきて、聴いている。


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1971年にリリースされたソロ名義としては3枚目?のセルフ・タイトル・アルバムのUKオリジナル(RAK SRAK 501)である。

彼のレコードは、この一枚しか持っていない。

「ブリティッシュ・ブルースの父」と呼ばれている人だし、ストーンズ(The Rolling Stones)とかツェッペリン(Led Zeppelin)とかとの関係でも聞いたことのある名前だったので、そのうち聴いてみようとは思っていたが、このレコードを購入した動機は、音楽ファンとしてはきわめて不純なものだった(笑)

「ジャケットに一目惚れした」(写真ではわかりにくいが、テクスチャー加工されていて、実物はさらに雰囲気があるのだ。)というのもちょっと不純だと思うが、決定的な購入理由は、マトA-1/B-1(マトは、まぁ、これしかないだろうけど。)のうえに、EMIプレスのマザー/スタンパーが1R/1Gというテストプレス・レベルの若さだったことなのだ(なんて不純!)。

音楽ファンとしては不純でも、レコード・マニアとしては、これほど純粋な理由もない(そうか?)。

そうして手に入れたレコードなのだが、これ、内容も非常に気に入ったんである。

冒頭の無伴奏ブルースから、一気に惹きこまれてしまう。

ニック・ドレイク(Nick Drake)"Saturday Sun"のカバーなんか、オリジナルより好きだ。

それが鮮度抜群の音で迫ってくる。

これだから、レコード・マニアはやめられないのである。

R.I.P.
ラベル:Alexis Korner
posted by 想也 at 19:58| Comment(0) | アナログ・コレクターの覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする